「子どもが生まれてきたらホームスクリングしたい!」
昨年、長男の不登校を経てから、私はおのずと「不登校」や「ホームスクーリング」の情報を集めだした。
そのひとつが、FacebookのとあるHomeschooling の英語グループ、そしてもうひとつは日本語の不登校のFacebookグループだ。
まず、日本の不登校グループ。
「不登校でもうちの子ちゃんと健康に育ってますよ」というほんわかする投稿もあるのだが、わりかし不登校の子どもに関する愚痴に近いものや(愚痴を言いたくなるのもとても理解できるのだが)、ひどいものは不登校の親を責めるような他者からの投稿もある。。。自分の精神衛生上、あまり良くないので今はフォローを中断している。
対して、英語のHomeschoolingグループ。
こちらには、Homeschoolingに関する実用的な情報、つまりホームスクーリングについてのお勧め書籍やホームスクーラーが受けられるレッスン情報、教材情報、文通友達募集などの投稿が多く、とても役立っている。
英語のHomeschoolingグループに参加している保護者の殆どは、伝統的な学校教育を良くないと感じていたり、自らの子どもにはそれが合わないと感じ、家での自由度の近い学習を進める保護者たちだ。
そしてそのグループで先日、少し驚いたのが
「まだ子どもができていませんが、子どもが生まれてきたらホームスクーリングしたいと思ってます!どこから準備したらよいでしょう?」
という投稿。
「いやいやいや、とりあえず生まれてきてからだろう。。。」と最初は思ったのだが、
ここで注目すべきのは、この日本と海外の感覚の差だとその後気がついた。
そう、日本では
「学校にいくのがあたりまえ」→「不登校はよくないこと、どうにかしないと」
という思考ループなのに対し
海外では
「この子のペースで学ばせて才能を開花させたい」→「ホームスクーリングさせよう!」
と、はじめから学校に行かせないという選択肢を考える保護者が多いのだ。
もちろんホームスクーリングには保護者の時間も取られるので、誰にでもベストな選択肢とはならないだろうが、選択肢のひとつして、もっと日本でももっと「あたりまえ」になって欲しい。