Define It

2児の母。英日翻訳&執筆。ヨガ好き。ベトナム語勉強中。ベトナム ハノイでの駐妻生活など。

ベトナムでのコロナ禍(前半)

昨年3月にベトナムから日本へ完全帰国したので、だいぶ時間が経ちました。

 

ず~っとベトナムでの生活のまとめのブログを書こうと思っていたのですが、、、

表面的には平静を装いつつも、
コロナ渦で心がアップダウンする日が長く続いていました。

 

「日本に帰ってきたのと、ベトナムにもう少しいたのと、どっちが良かったんだろうか?」そんなことも良く考えました。

今考えると、昨年3月に帰ってきてよかったと思います。

 

ベトナムでのコロナ騒動は、約1年前、2020年1月末頃、テト(旧正月)が明けた頃にはじまりました。その時、長男はテト休暇で1週間幼稚園が休みだったのですが、結局3月に帰国するまでに幼稚園へ行けた日は3日のみ。ずっ~と休みで、予約してあったお料理教室、ママとのホテルランチなどなど私の「ハノイ終活計画」は全て没、それどころか引っ越しの片付けもできない日が続きました。

 

冬のハノイは大気汚染が深刻で外で子どもを遊ぶことができません。
日本より非常に徹底した対策を取っていたベトナム政府の指示により、子どもが集まる施設も次々と閉鎖に追い込まれました。

 

ショッピングモール内の有料プレグラも閉鎖になるところが出て、
とにかく、どこで子どもを遊ばせるかに困りました。

 

そして、もうひとつストレスだったのは、
いろんな噂が飛び交って、言葉の通じない国で何を信用していいかわからなかったこと。「どこどこで感染者がでた」「学校は来週は開く、開かない」

特に学校関連のうわさには一喜一憂していましたが、結局ほとんどずっと閉鎖のままでした。。。

 

1度、ベトナムの保険省が「全保護者の署名が整えばインターナショナルの学校(幼稚園)は開けて良い」と言い、長男が通っていた幼稚園の園長先生が街を駆け回って、120人ほどの署名を揃え、幼稚園が開いたのですが、、、

それもすぐに、市内で新たな感染者がたった1人確認されたことでダメになってしまい、結局3日開いただけでした。(その時は本当にショックで、その感情をどこにぶつけてよいかわかりませんでした。。。)

 

数か月後にその頃の自分の写真を見なおすと、頭に円形脱毛ができてました。。。

 

引っ越し業者が来る日だけはさすがに子どもを家に置いておけないと思い、
上の子は幼稚園の同級生のお家へ、下の子はベビーシッターさんの自宅へ行かせました。

 

同級生(スペイン人と日本人のハーフ)のお家でスペイン人のお父さん(パピー)がつくったパスタを食べる長男の写真、ベビーシッターさんのベトナム家庭でベビーシッターさんの長女(10歳ぐらい)にあーんとベトナムのお粥(チャオ)を食べさせてもらう次男の写真がそれぞれ送られてきました。いま思うと良い思い出ですが、その頃はなんだかもう色々必死でした。。。

 

私たちが帰国したのは確か3月19日。その1週間後には、ベトナムが国境を封鎖しベトナム行きの飛行機が飛ばなくなり、日本の空港でも、PCR検査や2週間待機などが義務付けられたので、本当にラッキーと言えば、ラッキーでした。

 

 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 

A post shared by kanna0713xx (@kanna0713xx)