発展途上国に住むということ
2019年9月、ハノイ西部の電球工場が爆発し、周辺に水銀が飛散。この汚染の影響で付近の水や食物をしばらく摂取しないようにベトナム政府から通達が出ました。(でもこの通達が出たのは事故の次の日。。。ちょっと遅い。。。)(詳しいニュースはこちらhttps://www.viet-jo.com/news/social/190909193350.html)
その後、10月には水質汚染によりハノイの一部の区で水道水が使用できなくなり、
(詳しいニュースはこちら https://www.viet-jo.com/news/social/191014193729.html)
そして12月に入ると、とうとう世界ワースト1となったハノイの大気汚染。(詳しいニュースはこちら:https://www.viet-jo.com/news/social/191213225714.html)息子が通う幼稚園でも大気汚染測定器を導入し、空気が悪い日は外遊び禁止となりました。
そうです。発展途上国に住むとはまさにこういうこと。道行くバイクだけじゃなくて、水や食物にも常に注意しなければならず、数百メートルあるくだけでも、大気汚染の影響で鼻の中や唇がピリピリし、空気が悪くなる冬の間は子どもを外遊びさせるなんてもっての他です。
そんな中でも、ここで生きている以上、必死に「楽しいこと」を私は見つけようとします。次男とは毎週インターナショナル幼稚園の英語リトミッククラスに参加し、ふりふりと踊る次男の姿に癒され、長男とはお菓子の家づくり教室に参加しクリスマスムードを味わう。
週末はマスクをしながら市場へ行って、チャオ(ベトナムおかゆ)や旬のフルーツを日本よりずっ~と安い値段で買ってお得感を味わい、いつも笑顔の市場のお姉さんやおばちゃんからパワーをもらうのです。
この大気汚染大国ベトナムはどこへ向かうのか、という一抹の不安を覚えながらも、残り数か月となったハノイ生活をとりあえず最後まで満喫していこう、と思う今日この頃です。